2026年9月16日(水)、医学部保健学科放射線技術科学専攻のウェアセレモニーが開催されました。
ウェアセレモニーは、臨地実習を前に、学生たちが実習に向けた決意を新たにする大切な機会です。
当日は、学生への実習着の授与が行われ、学生代表より実習に向けた決意表明が述べられました。

学生代表の鈴木陵太さんより、実習に向けた決意表明のお言葉をいただきました。
本日はこのような形でウェアセレモニーを催していただき、誠にありがとうございます。また、実習着の購入にあたりご支援をいただきました学生後援会並びに保健学科同窓会の皆様に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
臨地実習を目前に控えた今、私たちの胸にあるのは期待だけではなく、一抹の緊張と身の引き締まる思いです。学内で学んできた知識と、これから現場で出会う一人ひとりの患者さんとの間には、まだ大きな隔たりがあることを、私たちは自覚しております。教科書の中の「症例」ではなく、目の前でご不安を抱えながら検査を受けられる「一人の方」として患者さんと向き合うことこそ、臨地実習で私たちが最初に学ぶべきことだと考えております。
検査室では、放射線技師や医師をはじめとする医療従事者の皆様が、限られた時間の中で正確な画像を得るための技術と、患者さんの緊張を和らげる声かけを同時に行っておられます。その一挙手一投足には、私たちがまだ知らない経験と配慮が凝縮されているはずです。実習の場では、指示された作業をこなすだけでなく、「なぜこの手順で行うのか」「なぜこの言葉をかけるのか」を自ら問い、考えながら学ぶ姿勢を大切にして参ります。
また、実習は一人で完結するものではなく、指導してくださる先生方や技師の皆様、共に実習に臨む仲間、そして何より私たちを受け入れてくださる患者さんや地域の皆様との関わりの中で成り立つものです。分からないことは正直に尋ね、失敗を恐れず、その一つひとつを次の学びに変えていく謙虚さを忘れずにいたいと思います。
これまで基礎知識を丁寧にご指導くださった先生方、学生生活を支えてくださった事務の皆様への感謝を胸に、そしてお忙しい中で未熟な私たちを受け入れてくださる実習施設の皆様への感謝を忘れず、与えられた一日一日を大切に過ごして参ります。ご迷惑をおかけすることもあるかと存じますが、温かいご指導、ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
本日、この実習着に袖を通すにあたり、私たちは、この臨地実習を単なる授業の一環としてではなく、将来、患者さんから信頼される放射線技師になるための第一歩として捉え、仲間と支え合いながら、誠実にそして着実に一つひとつの経験を積み重ねていくことをお誓いいたします。

これから始まる臨地実習では、大学での学びとは異なる多くの経験が待っています。学生の皆さんがそれぞれの学びを深め、医療人として成長されることを期待しています。

医学系研究科ホームページにも放射線ウェアセレモニーの記事が掲載されておりますので、あわせてご覧ください。