イベント

4/17 看護ウェアセレモニー

 

2025年4月17日(木)、医学部保健学科看護学専攻のウェアセレモニーが開催されました。

学生代表の鈴木颯人さんより、実習に向けた決意表明のお言葉をいただきました。

 

 ウェアセレモニーでは、領域別実習の計画と実施に尽力してくださったすべての皆様に感謝しながら、決意表明させていただきました。

 看護学生にとって、学生生活で最も重要な存在と言えるくらい大切なものであると認識しております。そこで、領域別実習を行う上での目標を立てました。これはともに学ぶ仲間と一緒に達成したい2つの目標についてお話しさせていただきます。

 まず一つ目の目標は、「自分の幅を広げる」ということです。これまでにご教授いただいた講義や演習、基礎看護学実習では、様々な知識や技術を学ぶことができました。代表的な疾患や医療の基本的な知識だけでなく、手の洗い方、個人防護具の着け方・外し方、血圧測定や採血の方法など臨床で使われる技術についても学習しました。しかし、まだまだ知識も経験も少なく、看護師になるには未熟な状態です。1、2年生で行った実習では、ご指導いただいた看護師さんの対応で驚いたことがあります。それは、振舞い方や患者さんへの配慮がとても丁寧であったことです。特に、患者さんが医療に積極的に参加できるような方法でケアを実施していたことや、親しみやすい言葉遣いや接し方をされていたことが印象に残っています。簡単に思えるかもしれませんが、このような配慮を自然な振る舞いの中で行えるようになるには、豊富な経験が必要だと感じます。看護技術を身に着けることはもちろん、現場で働く看護師さんをよく観察し、看護師としての振舞い方や、他の医療従事者の方との接し方にも目を向け、看護師として働く際に発揮したいです。今回の領域別実習は、私たちが医療従事者として社会に貢献していくうえで、必要な第一歩だと捉えています。実習でできる限り多くのことを吸収し、「自分の幅を広げ」、未来の医療や看護に貢献できる人間に成長したいと思います。

 二つ目の目標は、「自信をつける」ということです。正直なことを言いますと、領域別実習に対して多くの不安があります。具体的には、これまで学んだことが活かせるのか、患者さんや、他の医療従事者の方に支障を来さないかという不安もあれば、未熟な対応に厳しくご指導いただいてすぐに行動に移せるのか、失敗を恐れて積極的に取り組むことができないのでは無いかという不安もあります。しかし、これらの不安を払拭するには、実践的な経験を積み重ね、実力をつけるほかありません。さらに、実習では困難だと感じることや失敗してしまうことが少なくないと思います。そのような時は、仲間と協力し助け合い、自分たちの成長には必要な通過点だと捉え、ひたむきに精進していく所存です。私たちも誠心誠意努力いたしますので、ご指導よろしくお願いいたします。

 

 

これまでの座学中心の学びとはまた違った、新たな発見や成長があるかと思います。
応援しております!

 

医学系研究科ホームページにも看護ウェアセレモニーの記事が掲載されておりますので、あわせてご覧ください。