佐藤佑樹先生（看護技術開発学分野）が着任されましたので、ご挨拶をいただきます。

2023年3月より、看護技術開発学分野の助手に着任いたしました佐藤佑樹と申します。保健学科9期生で、昨年度退官された感染分子病態解析学分野の川上教授の指導のもと修士課程を修了いたしました。その後は、仙台厚生病院循環器内科と仙台エコー医療療育センターにて、5年間看護師として臨床にて働いておりました。
修士課程での研究テーマは、クリプトコックス感染に対する自然免疫応答の解析を行いました。病原体や損傷組織を感知するパターン認識受容体の1つである、Mincle（Macrophage Inducible C type Lectin） が、クリプトコックス感染後のサイトカイン産生の一部を担っていることを明らかにしました。
博士課程では、これまでの自然免疫や感染防御といった経験を活かし、熱傷マウスモデルにおける治癒過程の解析や、熱傷における感染防御に関する解析を行っていく予定です。
学生の皆さんとは、基礎看護方法論や基礎看護学実習や、大学院での研究活動を通してお会いする機会があると思います。研究や講義に関することはもちろんですが、それ以外でも聞いていただければ喜んでお答えさせていただきます。皆さんと一緒に成長し、有意義な時間を過ごせることを楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします。

看護技術開発学分野
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