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5/8 新任教員のご挨拶

臨床生理検査学分野に杉村宏一郎先生が着任されましたので、ご挨拶を頂戴いたしました。

 

このたび、2026年4月より東北大学大学院医学系研究科 保健学専攻 臨床生理検査学分野を担当させていただくこととなりました杉村宏一郎です。
私は東北大学医学部を卒業後、東北大学循環器内科に所属し、肺高血圧症、心不全、慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)などを中心に、循環器診療・研究に携わってまいりました。その後、国際医療福祉大学にて教育・診療・研究に従事し、このたび再び母校である東北大学へ戻ることとなりました。

近年の医療は、超高齢社会、医療技術の高度化、AIやデータサイエンスの進歩などにより、大きな変革期を迎えています。その中で、臨床検査技術は単なる「検査」ではなく、病態を理解し、診断や治療方針を支える重要な学問領域として、ますます大きな役割を担っています。特に循環・呼吸生理、画像診断、生体情報解析などは、今後さらに発展していく分野であり、保健学の果たす役割は非常に大きいと感じています。

私自身は、肺高血圧症や心不全、さらにはがん治療関連心筋障害(Cardio-Oncology)に関する研究を進めておりますが、常に大切にしてきたのは「病態生理を深く理解すること」です。数値や画像の背景にある生体反応を考え抜く姿勢こそが、新しい医療や研究につながると考えています。

教育においては、知識の習得だけでなく、「なぜそうなるのか」を自ら考えられる人材を育てたいと思っています。学生の皆さんが、臨床・研究・教育のさまざまな場で活躍できるよう、丁寧な教育と魅力ある分野づくりに努めてまいります。

東北大学保健学科同窓会の皆様には、今後ともご指導・ご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

臨床生理検査学分野