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5/1 教授就任のご挨拶


画像診断学分野に岡本嘉一先生が着任されましたので、ご挨拶をいただきました。

 

2024年5月1日より東北大学保健学科画像診断学分野、教授を拝命しました、岡本嘉一(よしかず)と申します。

福岡大学医学部放射線科で8年間医学教育、初期研修を経験し、1999年より筑波大学放射線診断IVR学レジデント、2003年より(旧)東京災害医療センター、2005年より筑波大学助手、その後筑波大学講師を経て2024年5月1日より現職に至ります。

着任前日の4月30日まで臨床の最前線で医療に関わってきました。翌日から一転して学生教育と研究が主業務となり、また生活環境もがらりと変化し、仙台の町、東北大学、東北大学保健学科、学生たちと、会う人会う人毎日はじめましての日々で、今(本稿記載5月15日)はとにかく新生活に早く慣れる事に注力しています。

前任の筑波大学ではスポーツ医学分野の(兼任)教員を行っており、自身の主要研究テーマがスポーツ医学の画像診断であるため、筑波大学時代に行っていた骨格筋のMRI研究、小型MRI スポ―ツ検診をより発展させるとともに、東北大学では新たな研究分野への挑戦を企画しており、3本柱で教室を発展させようと考えています。

また自身のライフワークとして少年少女スポーツ選手の障害予防が挙げられます。特に我が国の少年少女スポーツ界には多くの問題があると個人的には考えており、ジュニア(小学生)の段階でかなり、貴重な才能が怪我(特に酷使による怪我)で失われています。これらに対し、研究によるアプローチのみならず、啓蒙活動も積極的に行い、YouTube などで情報発信し、ジュニアスポーツ界へ一石を投じたいと考えております。

人生100年時代にジュニア選手、車椅子アスリート、女性、シニア、アスリートなど、あらゆる立場の方が画像診断の技術で、健康で幸せな生活を送ることに寄与する事に尽力したいと考えており、皆さまのお力添えをどうぞよろしくお願いいたします。

 

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