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4/1 新任教員のご挨拶

 

2024年4月に医学系研究科ウィメンズヘルス・周産期看護学分野の助手に着任致しました、小寺と申します。私は今年3月新幹線開業で話題になりました福井県出身です。

保健学科の前身である、東北大学医療技術短期大学部専攻科助産学特別専攻最後の年の修了生で、東北大学病院の総合周産期母子医療センターNICU/GCU、産科で助産師として臨床経験を積みました。産科に異動後、日々の臨床実践を振り返り深く考察したいと考え、新潟大学大学院保健学研究科にて学び、修了後はより臨床課題への解決に向け専門性を発揮していきたいという思いから、母性看護専門看護師の認定を受けました。さらに、標準的助産ケア実践能力を担保するアドバンス助産師の認定も受けております。

研究活動では、NICUでの経験から、超低出生体重児の父親を対象とした妻・子との相互作用を通して体験している父親役割や、妊娠期に子どもが重篤な病態と診断された妊婦・家族の意思決定支援に関する研究を行って参りました。後者は支援者向け意思決定支援ガイドを開発し、今後は実装に向けて研究を進めていく予定です。

未熟者ではございますが、日々誠実に仕事に向き合いながら、これまでの経験を活かして教育や研究の場に現場の声を伝えていけたらと考えております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

ウィメンズヘルス・周産期看護学分野(HP・連絡先)