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5/1 新任教員のご挨拶

 

臨床免疫学分野に郷野先生が着任されましたので、ご挨拶を頂戴いたしました。

 

2024年5月1日より臨床免疫学分野の助教を拝命いたしました、郷野と申します。私は2003年に保健学科の前身である医療技術短期大学部の最終期年度に入学し、編入を経て保健学科の大学院1期生として2013年に博士号を取得しました。卒業後は東北大学病院の輸血・細胞治療部に臨床検査技師として奉職し、臨床では輸血・移植関連検査を日々勤めながら、その傍ら勤務外では血液内科で免疫不全症をテーマに研究を継続していました。そのような二足環境の中、この度の新分野開設にあたりお声がけをいただきました。新任でありつつ、実は検査専攻においては短大から保健学科、病院検査部門までの全てを跨いできた最古参の1人でもあります。

博士まで修了した後に臨床に出る、また臨床に身を置きつつ研究も同時に遂行できるという人材や機会は未だ希少であり、加えてその経験を大学に還元できる機会にいたっては極めて稀有であるかと思います。僭越ではありますが、私自身の経歴を今後の臨床検査技師の教育や進路に対する1つのモデルケースとすることができればと考えています。今回様々なご縁に恵まれて母校に着任するという幸甚な機会を賜りましたので、研究者として恩師の背中を追いながら、同じく教育者として後進に道を示すことができるよう常々尽力していく所存です。今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。

 

臨床免疫学分野(HP・連絡先)