2024年4月に老年・在宅看護学分野の助教に着任いたしました本田香織と申します。
私は東京出身ですが、福島で長い間過ごし、福島県内の大学病院及び市中病院にて脳神経疾患と心疾患看護に特化し、急性期から在宅福祉に至るまでの幅広い領域で看護師そして看護管理者として20年以上従事して参りました。その後、福島県立医科大学大学院で(医学)博士を取得し、臨床と教育研究との両方に身を置きつつ家族ケア、リスクコミュニケーション、ヘルスリテラシーをキーワードに、具体的には脳神経疾患を発症した患者様とそのご家族の支援に関する研究や東日本大震災後におけるリスクコミュニケーションや医療者のヘルスリテラシーを含むヘルスコミュニケーションの理解や取り組みに関する研究を行って参りました。また現在は、これらを基盤として高齢患者様とそのご家族を対象に孤独と曖昧さに関する予防的アプローチのモデル開発と社会実装に向けた共同研究を行っております。
至らない点が多々あるかと存じますが、前職で培った臨床経験と研究活動を活かしつつ老年・在宅看護学教育および研究に貢献できますよう精一杯努める所存です。
どうぞよろしくお願いいたします。
老年・在宅看護学分野(HP・連絡先)