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11/1 新任教員のご挨拶

 

 

2024年11月より病理検査学分野の助教を拝命いたしました、田中美桜と申します。2014年に東北大学医学部保健学科に入学し、卒業研究から博士課程まで病理検査学分野にて学びを深め、日本学術振興会特別研究員の経験を経て2023年に博士課程を修了いたしました。卒業後は東北大学病院個別化医療センター助教としてバイオバンクの臨床業務に携わりながら、引き続き研究活動に取り組んで参りました。現在も、個別化医療センターの臨床業務を兼務しています。

 

研究活動においては、主に乳癌微小環境における癌細胞と周囲の細胞や構成物質との相互作用について研究を行っています。当分野の強みを生かした病理学的手法によって生体内の状況を推察するとともに、分子生物学的手法を用いて動的な検証を行い、乳癌の新規治療戦略の一助となる分子機序の解明を目指しています。

 

私は卒業研究や修士課程の期間を経て医学研究の魅力を身をもって体験させていただき、このような進路を歩んで参りました。次世代を担う後進の方々にも、あの頃の自分のように学びを楽しむ気持ちが芽生えたら嬉しく思います。日々誠実に、人に、仕事に向き合い精一杯努めて参りますので、ご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

 

病理検査学分野(連絡先・HP)