2025年4月1日より、放射線検査学分野の助教を拝命いたしました、石井浩生と申します。
私は2017年3月に保健学科を卒業し、2019年3月に同分野で大学院博士前期2年の課程を修了した後、東北大学病院放射線部門に勤務しました。診療放射線技師として臨床業務に従事しながら、患者線量の最適化および医療従事者の放射線防護に関する研究を進め、2024年3月に同分野で博士号を取得しました。
この度、診療放射線技師養成校としては全国で初めて導入されるクロス・アポイントメント制度に基づき、病院で60%、保健学科で40%のエフォートで勤務させていただくこととなりました。基本的には、週に3日間は臨床業務に従事し、残りの2日間は保健学科で研究と教育を行っています。研究については、X線ガイド下で手技を行う医療従事者の放射線防護等を行っています。教育については、4年次の臨床実習にて、臨床で使用されるX線装置を用いた放射線計測・防護に関する講義および実技指導を行っており、学生からは「臨床現場で役立つ知識を得られた」と好評をいただいています。
これまでの経験を研究、教育、臨床の各分野において最大限に活かし、貢献できるよう努めてまいります。今後とも、何卒ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
放射線検査学分野(連絡先・HP)